ことばのオモシロ雑学!

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【げんをかつぐ】の意外な意味とは?

【げんをかつぐ】の意外な意味?

について書いてみました。

 

突然ですが、ことばの言い回しに、

普通の言葉の言い方を、

逆さまに言って、

 

隠語としてつかわれている

「倒語(とうご)」

というのがあります。

 

 

例えば、

てぶくろ➡︎を「ろくぶて」

と言ってみたり、

 

おんなの人のことを「ナオン」

なんて言ったりする事ありますね。

(今はあまり言わないかも?汗)

 

この逆(さかさ)読み、

 

昔、音楽で言うところの

ジャズ業界、

 

米軍キャンプなどを営業で

回っているジャズバンドの

バンドマンたちの中から

 

 

ジャズを➡︎「ズージャ」

と言って

 

逆さに読んで楽しむことが

流行りだし、

 

この言いまわしの現象を

「ズージャ語」と呼んで

いました。

 

 

サザンオールスターズの楽曲

c調言葉に御用心」の歌詞に

 

「あ ちょいとc調言葉にだまされ〜♪」

ってフレーズがありますが、

 


この「c調(しーちょう)」

という言葉は、

 

お調子者 という意味の

「調子いい」

ハ長調(c調)をかけて、

 

いい加減で軽く、

調子のいい事ばかり

 

を吹聴する人の事を

指しています

 

また、

 

ヤクザ映画のセリフや、

アウトロー(表じゃない方の社会)

 

で使わてれる「トーシロ」

という言葉は、

 

(素人(シロウト)=一般人)に

解らないようにするには

重宝した言葉でした。

 

1980年代後半、

 

東京の六本木(ロッポンギ)を

➡︎「ギロッポン」と呼ぶ人たちも

でてきました。

 

実は、こういった逆さ言葉、

昔は、賭け事が生活のため

の仕事だった、

 

 

博徒(ばくと)の人たちの

世界で使われていた言葉で、

 

例えば、

 

「場所(ばしょ)」のことを

「ショバ」と言ったり.....

 

その中から、博徒(ばくと)の

世界だけではではなく、

 

一般社会でも使われている

言葉が生まれていきました。

 

 

【げんをかつぐ】

もそのひとつ。

 

【げんをかつぐ】は、

運を左右する意味の、

 

吉凶に関わることで

使われ、

 

この「げん」を

「霊験(れいげん)」の

 

「験(げん)」だと

思っている人も少なく

ないのですが、

 

 

本来はそうではなく、

もともとは

 

「縁起(えんぎ)」のことを

指していたのです。

 

この「えんぎ」のことを、

逆さまにすると、

「ぎえん」になり、

 

 

江戸時代、大阪や京都で、

「えんぎ」をひっくり返して

(ぎえん)、(ぎえんをかつぐ)

 


という言葉になり、

それが発音しやすい

ように

縮まり

 

【げんをかつぐ】という

 

言葉になって、日本全国に

広まっていったというのが、

 

【げんをかつぐ】のはじまり

だったのです。